幼稚園型認定こども園 大宮幼稚園 にじいろ保育園 OHMIYA KINDERGARTEN・NIJIIRO NURSERY

ISO認証

大宮幼稚園は、幼稚園教育の(登録範囲)に関して、
ISO9001:2008(品質マネジメントシステム)の認証を取得しました。

大宮幼稚園でのISO(品質)認証取得についてのご紹介

大宮幼稚園は、平成16年9月14日付で、幼稚園児の教育(登録範囲)に関して、国際標準規格ISO9001:2008の認証を取得しました。

ISO9001:2008は、組織が自らの仕事をお客様の視点(目線)で眺めて、お客様に満足して頂ける製品やサービスを提供するための業務全般の仕組み作りについて国際的な基準を定めたもので、品質ISOと呼ばれています。

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大宮幼稚園では、子供第一主義の教育と地球環境に優しい活動を実践する国際基準に適合した仕組みを統合して1冊のマニュアルと数種類の手順書にまとめました。

マニュアルでは、園の品質方針と環境方針を掲げ、中長期の目標と行動計画を立て、職員の責任と権限、力量を明確にして、日常の教育や活動を実施し、これらの実施状況を毎日の職員会議で報告し、問題点は確実に処置し、再発防止や予防処置を講じ、継続的な改善を行うPDCAのサイクルを回す大宮幼稚園としての基本的な仕組みを決めています。手順書では、入園から卒園までのプロセスをフローシートで明確にし、各段階での業務をお客様(子供と保護者)の目線で見て納得して頂ける様に、ISOの要求事項と実際の園での業務を丹念に突合わせて、押さえるべきポイントと業務手順を詳しく決めていきました。

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例えば、入園から卒園までの手順書では、園の品質方針・環境方針、保護者の要望、国や行政からの指導、社会的要請、及び昨年までの教育の検証結果を考慮して、まず年間計画を策定し(設計)、これを基に、クラス毎に、具体的な活動とねらい(目的)、援助(教育)方法を明確にした週間計画 行事計画へ展開し(plan)、毎日の教育や行事を実施し(do)、その結果を毎日、クラス毎に担任が「反省・評価」に記録して、職員会議で報告し、計画通りの援助(教育)が出来ているかどうか、問題点がないかを全職員で検証し(check)、問題点については、毎日の職員会議で、適切な処置を決定し、失敗や保護者からのクレームについては、根本原因を究明して再発防止策や予防策を立てて、翌日、次の週、次の行事、次の学期へ展開する(action)、という教育においてのPDCAのサイクルをしっかり回す仕組みを作ることが出来ました。

園では、このほかに通園バスの安全運行管理、プールの安全管理、不審者の侵入対策と訓練の要領、個人情報(機密文書)の管理、施設・遊具の点検管理、保護者とのコミュニケーション、職員の力量評価と教育訓練の他、給食等、園が外部に委託しているすべての業務とその業者の管理についても、お客様(子供と保護者)に安心して頂けるように、ISOの要求に合致する管理要領を決めました。

このように従来、自己流で実施していた園の業務一つ一つをISO9001の要求事項と突き合わせることで、幼稚園での業務全般にわたって、国際規格に合致した、抜けの無い、しっかりした業務の仕組み(システム)を作ることが出来ました。

環境(ISO14001)に関しては、園の活動が地球環境に及ぼしてる影響(環境影響)とその要因(環境側面)を拾い出すことから始め、これを「環境側面図」にまとめました。

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幼稚園で、最も注目すべき環境影響は自然や動植物を大切に思い慈しむ子供そのものであり、そういう心を持つ子供を育てる園児教育をプラスの環境側面と位置づけました。
通園バスの運行やプール加湿用のボイラの燃料消費、電力使用に伴う温暖化ガス(CO2)の発生、水の使用、OAペーパーの購入による天然資源の枯渇などのマイナス面の環境影響と合わせて大宮幼稚園の著しい環境側面を明確にし、これらの運用管理基準を決めました。
又「環境教育の推進」「電力量の削減」「グリーン購入の推進」に関しては中長期の具体的な目標を定めて運用しています。

大宮幼稚園は「子供の教育」にISOという国際基準を導入し、より広い視野で「子供第一主義」の教育と「環境教育の推進」を実践してまいります。
保護者の皆様並びに関係各位のご理解とご協力を今後とも宜しくお願い申し上げます。

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